やりなおし

“控えめな推量”は何が控えめ?

「wouldには控えめな推量の意味がある」というのですが、この“控えめな推量”というのがいまいちよく分かりません。 would :丁寧な依頼・推量・控えめさ・意思 / 慣用表現‐RAVCO (3) 控え目な推量( say, think,等の思考系動詞とともに) :「たぶん〜だろう…

母国語最高!

「英語は合理的で日本語はあいまいと言われるが、それは違う。」 ロバート・キャンベル東大教授‐暇人\(^o^)/速報 31:SV-98(三重県):2010/07/18(日) 12:22:11.32 ID:0UITZ+Y5 日本語圏 「私、俺、僕、自分、ワシ、拙者、我輩、」 英語圏 「I」 140:幼…

「英語で喧嘩できます(笑)」の“(笑)”について

前回、英語にまつわる痛快エピソードについて書きました。〔痛快で分かりやすいエピソードは参考にならない〕 今回はその具体例、「英語で喧嘩できる」というエピソードを詳しく見てみます。 1.英語で喧嘩できるようになったら一人前 まず前提として、「英…

痛快で分かりやすいエピソードは参考にならない

英語に関する話を読んでいるといろいろなエピソードが登場します。 他の人の成功体験を見ると、そこから自分にとって何かヒントになるようなものはないかどうか気になって読んでしまいます。 そんな中、非常に派手で痛快な、分かりやすいストーリーが繰り返…

ペーパーバックが読めるようになるための身も蓋もない英語学習法

受験で英語が得意だった人が社会人になってからペーパーバックを読めるようになりたいと思ったら、どんな方法があるでしょうか? ここではそのやり方を書いていきます。 0.ペーパーバックを読むためにしなければいけないこと ペーパーバックを読むためにし…

ありのまま今起こった事を話すぜ!

ココネ‐分かる!英語のプロセス http://www.cocone.jp/process/ 写真を眺めているだけで、 自然に英文の組み立て方が理解できる! ここでは英語での文の組み立て方をイメージを通して理解することで、英文法を自然に体得できます。 時制編 日本語と英語とで…

増田式英語学習法プレイバック30

ある特定の英語学習法が誰にでもあてはまることはありません。 ある特定の人達にある特定の英語学習法があてはまる、というのが本当のところです。 さらにいえば、その人に当てはまる英語学習法は一つに限らずたくさんあって、それらをいいとこどりしながら…

疑問のないところに理解はない

英語を勉強すると、単語や文法項目がどんな意味になるのかという知識がたくさん必要になります。 そして、最初にどうやってそうした知識と出会うかというと、2つの方法があります。 一つは、あらかじめ知識として受け入れてしまうやり方。 たとえば学校英語…

全体を見渡すか、それとも一つずつ地道に攻めるか

英語に限らずなんでもそうですが、全体をざっと見渡すことと、個別の事例にあたってみること、この2つは両方とも大切な作業です。 網羅型学習と実体験型学習 全体をざっと見渡す方法を、網羅型学習と呼ぶことにします。勝手に。 例えば辞書で単語を調べると…

精読はできて当然なのか

自力で精読するのは結構大変 多読と精読はどちらも必要なので両方やりましょう、とよく言われますが、実際は言うほど簡単ではありません。 多読は自力でできるのに対して、精読は自力でするのが困難だからです。 多読に慣れていない人が、実際に多読をするこ…

ペーパーバックを読むための定型表現

ペーパーバックを読むために単語と同じくらい勉強しなければいけないのが定型表現です。 ここには句動詞・熟語・慣用句やイディオム全てを含みます。 ここでポイントが2つあります。 1.定型表現であることに気付けるかどうか She has quit smoking once a…

「難解な英字新聞が読めるのにネイティブの子供が話す簡単な英語さえ分からないなんておかしい」説

英語はどんなに頑張ったからといっても明日から急にできるようになったりはしません。 そんなことは誰もが知っていると思います。 英語が母国語の人レベルを目標にすると、そこにたどり着くまでのあまりの遠さに圧倒されてしまいます。 目標を高く設定するの…

コア・イメージ

毎回いろんな英語学習法をディスってるようで気が引けるんですが、コアイメージって語源学習に似ているような気がします。 なんというか、“take”は「取り込むイメージ」で、“in”は「内部に」というところまでは全然いいんです。 でも、そこから“take in”は「…

“英語を英語のまま理解しないとだめ”説

『英語を英語のまま理解しなさい』、とよく言います。 このフレーズは、受験勉強のように訳読しないで読みなさいよ、という程度の意味合いで使われている分には無害です。 しかし、時として「英文を読むときは一切日本語を介さずに理解すべき」という意味で…

多読と精読

英文を読むときに単語の知識と文法の知識が必要なのはいうまでもありませんが、どれだけ必要かという点では両者に大きな違いがあります。 ここで“文法”といっているのは品詞分解や書き換えをするための知識ではなく、英語は主語+動詞の順番になるとか助動詞…

単語の暗記

辞書を一度読んだだけで覚えれるなら 理想の単語暗記法は、でかい辞書を用意して1回通しで読んで語義・用例まで丸暗記することです。 もちろんこんなことは現実的ではありません。 では、なぜ現実的ではないか考えてみます。 1 範囲が大きすぎる 人によっ…

英文をスムーズに読む

英文をスムーズに読むためにはどうしたらよいのでしょうか? 1 未知語を減らす 英文を読んでいて知らない表現が出てくると、そこで目の動きが止まります。 これに対応するには、辞書を引き続けて未知語を減らす、先に単語帳などでまとめて覚えてしまう、読…

未知語をどうするか

飛ばし読み/推測読み 世間的には、未知語が出てきたら飛ばして読みなさいという「飛ばし読み」と、未知語は推測しなさいという「推測読み」があるようです。 私は正直いってこの2つやり方の違いがよく分からないのですが、こうした方法で英文を読むには次…

なぜ英文を読むのは難しいのか

慣れないうちは、英文を読むのは難しいです。 なぜ難しいか考えて真っ先に思いつく理由は、知らない単語が多いということです。 しかし、本当はもっと隠れた弱点があるのです。それは、知っている単語を自信を持って読めていないということです。 知っている…

辞書を引くか引かないか

洋書を読む人には3種類の人がいます。知らない英語表現が出てきたとき辞書を引く人、引かない人、そして引いたり引かなかったりする人です。SSS方式のおかげか「多読=辞書を引かない」という図式が出来上がっているようにも思います。 しかし、多読といっ…

GR(語彙制限本)について

洋書を読む人には2種類の人がいます。他の人にGR(語彙制限本=Graded Readers)を勧める人とそうでない人です。 人によってGRへの評価が異なってくるのは、その人がどういうきっかけで洋書を読むことになったかが影響していると思います。 ・英語学習がそ…

英文を読むということ

前回、英語力は「知ってるか知らないか」、「知ってることがすぐに使えるか」ということに行き着くと書きました。 これを具体的に「英文を読むこと」に当てはめると、次のような流れになります。 (1)知らない表現に出くわす (2)必要ならば、その表現を…

英語の読書でやりなおし

英語も結局知識次第 英語力と言っても試験の点数だったり実際に会話する能力だったりいろいろあると思いますが、いずれも最終的には「知ってるか知らないか」、「知っている知識がすぐに思い出せるか」というところに行き着きます。 受験英語といわゆる「生…