ゾンビもの洋書まとめ
ゾンビものの洋書ってたくさんあって迷ってしまうので、Goodreadsで評価数の多い順に人気のシリーズをまとめました。
とりあえずGoodreadsのリストでいうと“Zombies!”が最も充実しています。
でも、リストが充実しすぎて極端に評価が低い作品が含まれていたり、恋愛要素メインの作品や、バンパイアもの、ときには全然ゾンビ関係ない本が入っていたり、なかなかどこから手を出していいか分かりづらいんですよね。
そこで、上記リストで評価数が1,000程度あって、おおむね評価4(満点は評価5)前後の作品をここにまとめました(2017.8時点、シリーズ物は1作目の数値)。
自分が読んだものについては以下の項目についても記載してあります。
【文明崩壊度】(文明維持/文明後退/文明圏縮小/ヒャッハー=完全無法地帯)
【ゾンビ単体の強さ】(ザコ/知性あり/混合)
【作品の時期】(ゾンビ禍発生前から/ゾンビ禍発生後から)
作品によっては例えば途中まで完全無法地帯だったのが実は最後に海外在留米軍が生き残ってました良かったねみたいな設定もありますが、そこまで含めて書くとネタバレになってしまうので、上記の項目についてはあくまで作品冒頭での状況として記載することとしました。
ゾンビ洋書を探している人の参考になれば。
★World War Z(Max Brooks) avg rating:4.00
World War Z: An Oral History of the Zombie War
- 作者: Max Brooks
- 出版社/メーカー: Yuan Liu/Tsai Fong Books
- 発売日: 2013/06/01
- メディア: ペーパーバック
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あのころのゾンビは強かったものじゃ、大変じゃった。でも今では解凍ゾンビを倒すのがすっかり春の風物詩になりました。
【文明崩壊度】文明維持
【ゾンビ強さ】ザコ
【作品の時期】ゾンビ発生前から
★The Passage series(Justin Cronin) avg rating:4.03
- 作者: Justin Cronin
- 出版社/メーカー: Orion
- 発売日: 2011/05/01
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崩壊した世紀末世界で主人公の少女が放浪しながら世界を救う。という話らしい。
★Warm Bodies series(Isaac Marion) avg rating:3.94
Warm Bodies (The Warm Bodies Series)
- 作者: Isaac Marion
- 出版社/メーカー: Vintage
- 発売日: 2010/10/14
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主人公がゾンビなのでゾンビ怖くなーい。その分、もう一ランク上の怪物を登場させることによってゾンビ物の怖さを維持しようとしています。
【文明崩壊度】文明圏縮小
【ゾンビ強さ】知性あり
【作品の時期】ゾンビ発生後から
★The Forest of Hands and Teeth series(Carrie Ryan) avg rating:3.59
The Forest of Hands and Teeth (English Edition)
- 作者: Carrie Ryan
- 出版社/メーカー: Gollancz
- 発売日: 2009/07/01
- メディア: Kindle版
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1作目の評価が低めで2作目以降上昇しているあたり、読者の好き嫌いがはっきりする作品の証拠かもしれません。
★Newsflesh series(Mira Grant) avg rating:3.87
- 作者: Mira Grant
- 出版社/メーカー: Orbit
- 発売日: 2010/04/01
- メディア: マスマーケット
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あまりゾンビ出てこないし、ゾンビ怖くないし、そもそもゾンビいらないよね、という感想です。
【文明崩壊度】文明維持
【ゾンビ強さ】ザコ
【作品の時期】ゾンビ発生後から
★Rot & Ruin series(Jonathan Maberry) avg rating:4.11
- 作者: Jonathan Maberry
- 出版社/メーカー: Simon & Schuster Childrens Books
- 発売日: 2011/03/03
- メディア: ペーパーバック
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この作品のゾンビは全然怖くないです。1対1では人間が圧勝ですが、物量でゾンビが勝る感じ。
ストーリーはまあまあ、題材も若者向け。でも、今まで読んだ終末ものの中では相当話がしっかりしていると思います。
例えばほかの作品で、せっかくゾンビ設定は面白いのにキャラクターが破綻していたり、思わせぶりな描写が伏線ではなくてただ思わせぶりなだけだったり、小説としてイマイチだなという思うものもありますが、この作品はそのへんちゃんとさすがプロが書いてるなと感じます。
【文明崩壊度】文明圏縮小
【ゾンビ強さ】ザコ
【作品の時期】ゾンビ発生後から
★Ashes Trilogy(Ilsa J. Bick) avg rating:3.94
- 作者: Ilsa J. Bick
- 出版社/メーカー: Quercus
- 発売日: 2011/09/01
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1作目については、前半はすごい面白いけど後半で一気に失速する、と言っている人が何人かいますね。
それでもそれなりに高い評価なので、やはり読んで損はないのかも。
★Joe Ledger series(Jonathan Maberry) avg rating:3.98
- 作者: Jonathan Maberry,A. Fioravanti
- 出版社/メーカー: Casini
- 発売日: 2012/01
- メディア: Perfect
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あまりゾンビがメインじゃないみたいです。なので、怖い話ではないらしい。
★The Hollows series(Amanda Hocking) avg rating:3.97
ゾンビの襲来により弟と離ればなれになってしまった主人公は、他の生存者たちとともに弟を探すためゾンビだらけの地を北上する、というストーリー。
主人公が超絶強いらしく、機械的にゾンビを倒しまくるので読者が怖がる話ではないとの評がありました。
★The Enemy series(Charlie Higson) avg rating:4.08
- 作者: Charlie Higson
- 出版社/メーカー: Puffin
- 発売日: 2014/04/01
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結構容赦なく登場人物を始末していくスタイルらしいです。あまりに始末しすぎて感情移入しづらいとの声も。
★Infected series(Scott Sigler) avg rating:3.85
Infected: A Novel (The Infected)
- 作者: Scott Sigler
- 出版社/メーカー: Broadway Books
- 発売日: 2008/10/14
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★Day by Day Armageddon series(J. L. Bourne) avg rating:4.01
- 作者: J. L. Bourne
- 出版社/メーカー: Gallery/Permuted Press
- 発売日: 2009/09/29
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なお、3部作の3作目は3人称のストーリーらしく、蹂躙されたUS本土という旨味が薄い気もするので私は未読です。
【文明崩壊度】ヒャッハー
【ゾンビ強さ】ザコ
【作品の時期】ゾンビ発生前から
★This is Not a Test series(Courtney Summers) avg rating:3.87
高校生6人がゾンビから逃れ学校に立てこもった。しかし彼らを待ち受けていた敵は、ゾンビだけではなかった・・・
★Ex-Heroes series(Peter Clines) avg rating:3.88
Ex-Heroes: Superheroes vs Zombies
- 作者: Peter Clines
- 出版社/メーカー: Del Rey
- 発売日: 2013/07/11
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★Red Hill series(Jamie McGuire) avg rating:3.91
- 作者: Jamie McGuire
- 出版社/メーカー: Simon & Schuster Ltd
- 発売日: 2013/10/01
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★White Trash Zombie series(Diana Rowland) avg rating:3.92
My Life as a White Trash Zombie
- 作者: Diana Rowland
- 出版社/メーカー: DAW
- 発売日: 2011/07/05
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★Reapers series(Alden Bell) avg rating:3.90
文明崩壊から25年。人類はわずかな領域に追い詰められていた。
この終末世界を一人で生き延びていたTempleは、家と呼ぶことのできる場所を見つけ、探し求めていた救いを得ることが出来るのだろうか。
★Apocalipsis Z series(Manel Loureiro) avg rating:3.82
The Beginning of the End (Apocalypse Z Book 1) (English Edition)
- 作者: Manel Loureiro
- 出版社/メーカー: Amazon Crossing
- 発売日: 2012/10/23
- メディア: Kindle版
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作者はなんとかゾンビを中心にしようと頑張ってるんですけど、序盤で主人公がゾンビ禍を認識して以降はあんまりゾンビ怖くないのです。
【文明崩壊度】ヒャッハー
【ゾンビ強さ】ザコ
【作品の時期】ゾンビ発生前から
★The Remaining series(D.J. Molles) avg rating:4.07
- 作者: D. J. Molles
- 出版社/メーカー: Orbit
- 発売日: 2014/05/27
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ストーリーはなかなか面白いし、途中までは良いんですが、後半からは次へ続くこと前提の展開になるんでちょっと中途半端。
あと主人公の気持ちが読めなくなる時がたまにあるんですよね。でも全体的にはなかなか良いですよ。
【文明崩壊度】ヒャッハー
【ゾンビ強さ】知性あり
【作品の時期】ゾンビ発生前から
★Monster Island series(David Wellington) avg rating:3.58
Monster Island: A Zombie Novel (The Monster Island Book 1) (English Edition)
- 作者: David Wellington
- 出版社/メーカー: Open Road Media
- 発売日: 2014/04/01
- メディア: Kindle版
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★As the World Dies series(Rhiannon Frater) avg rating:3.78
As the World Dies (3 Book Series)
- 作者: Rhiannon Frater
- メディア: Kindle版
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★Zombie Fallout series(Mark Tufo) avg rating:4.03
Zombie Fallout 2: A Plague Upon Your Family
- 作者: Mark Tufo,Sean Runnette
- 出版社/メーカー: Tantor Audio
- 発売日: 2012/03/30
- メディア: CD
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★Morningstar Strain series(Z. A. Recht) avg rating:3.84
Plague of the Dead: The Morningstar Strain
- 作者: Z. A. Recht
- 出版社/メーカー: Pocket Books
- 発売日: 2010/05/13
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なお、作者が亡くなったため3作目からは別の作家さんが引き継いでいます。
★Autumn series(David Moody) avg rating:3.67
- 作者: David Moody
- 出版社/メーカー: Gollancz
- 発売日: 2011/10/01
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★Dead World series(Joe McKinney) avg rating:3.77
- 作者: Joe Mckinney
- 出版社/メーカー: Pinnacle
- 発売日: 2010/10/01
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どの版も表紙がグロいので電子書籍必須。
★Dead of Night series(Jonathan Maberry) avg rating:3.95
- 作者: Jonathan Maberry
- 出版社/メーカー: St. Martin's Griffin
- 発売日: 2011/10/25
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★Rise Again series(Ben Tripp) avg rating:3.89
Rise Again: A Zombie Thriller (English Edition)
- 作者: Ben Tripp
- 出版社/メーカー: Pocket Books
- 発売日: 2010/10/26
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果たして彼女はこの災厄の中で行方不明の妹を見つけ出すことができるのか!?
★Slow Burn series(Bobby Adair) avg rating:3.84
Slow Burn: Zero Day, Book 1 (English Edition)
- 作者: Bobby Adair
- 出版社/メーカー: Bobby Adair
- 発売日: 2013/07/17
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★Until the End of the World series(Sarah Lyons Fleming) avg rating:4.20
Until the End of the World (Until the End of the World, Book 1) (English Edition)
- 作者: Sarah Lyons Fleming
- 発売日: 2013/07/13
- メディア: Kindle版
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★Black Tide Rising series(John Ringo) avg rating:4.15
Under a Graveyard Sky (Black Tide Rising Book 1) (English Edition)
- 作者: John Ringo
- 出版社/メーカー: Baen Books
- 発売日: 2013/08/15
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★Purge of Babylon series(Sam Sisavath) avg rating:4.05
The Purge of Babylon: A Novel of Survival (Purge of Babylon, Book 1) (English Edition)
- 作者: Sam Sisavath
- 出版社/メーカー: Road To Babylon Media LLC
- 発売日: 2014/01/05
- メディア: Kindle版
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★The Infection series(Craig DiLouie) avg rating:3.79
- 作者: Craig DiLouie
- メディア: Kindle版
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★The Extinction Cycle series(Nicholas Sansbury Smith) avg rating:3.94
The Extinction Cycle (7 Book Series)
- 作者: Nicholas Sansbury Smith
- メディア: Kindle版
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★The Famished Trilogy(Annie Walls) avg rating:4.08
The Famished Trilogy (2 Book Series)
- 作者: Annie Walls
- メディア: Kindle版
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★Arisen series(Glynn James) avg rating:3.99
ARISEN, Book One - Fortress Britain (English Edition)
- 作者: Glynn James,Michael Stephen Fuchs
- 発売日: 2013/11/18
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人類を救うワクチンを開発する手がかりを捜すため、特殊部隊が最後の任務へと出発した。
★Surviving the Dead series(James N Cook) avg rating:4.06
No Easy Hope (Surviving the Dead Book 1) (English Edition)
- 作者: James Cook
- 発売日: 2011/11/08
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★Survival series(Tracey Ward) avg rating:4.22
Survival Series (3 Book Series)
- 作者: Tracey Ward
- メディア: Kindle版
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★The Gathering Dead series(Stephen Knight) avg rating:4.02
The Gathering Dead (A Zombie Apocalypse Novel) (English Edition)
- 作者: Stephen Knight
- 発売日: 2011/03/18
- メディア: Kindle版
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★White Flag of the Dead series(Joseph Talluto) avg rating:4.15
- 作者: Joseph Talluto
- 出版社/メーカー: Lulu.com
- 発売日: 2009/07
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とにかく表紙がグロいので、読むなら電子書籍版がいいですね。
★A New World series(John O'Brien) avg rating:3.93
- 作者: John O'Brien,Christopher John Fetherolf
- 出版社/メーカー: Cherry Hill Pub
- 発売日: 2013/05/26
- メディア: CD
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やたら作者の描写が細かい、銃の描写が特にうるさい、主人公が超人過ぎ、などの評価が多いようです。
★The Contagium series(Emily Goodwin) avg rating:4.10
Contagious (The Contagium Series Book 1) (English Edition)
- 作者: Emily Goodwin
- 出版社/メーカー: Permuted Press
- 発売日: 2014/07/25
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★Ashley Parker series(Dana Fredsti) avg rating:3.84
Plague Town: An Ashley Parker Novel
- 作者: Dana Fredsti
- 出版社/メーカー: Titan Books
- 発売日: 2012/04/03
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★Surviving the Zombie Apocalypse series(Shawn Chesser) avg rating:3.92
Trudge (Surviving the Zombie Apocalypse Book 1) (English Edition)
- 作者: Shawn Chesser
- 出版社/メーカー: Morbid Press
- 発売日: 2013/12/08
- メディア: Kindle版
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版によって表紙がやけにグロいので注意が必要。あと銃に詳しいというかうるさいらしいです。
★Broken World series(Kate L. Mary) avg rating:3.98
Broken World: A Post-Apocalyptic Zombie Novel (English Edition)
- 作者: Kate L. Mary
- 出版社/メーカー: Twisted Press, LLC
- 発売日: 2014/07/02
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★Omega Days series(John L. Campbell) avg rating:3.82
Omega Days (An Omega Days Novel)
- 作者: John L. Campbell
- 出版社/メーカー: Berkley
- 発売日: 2014/05/06
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残弾を把握しろ!
逃げ遅れるな!
噛まれるな!
★Zomblog series(T.W. Brown) avg rating:3.69
- 作者: TW Brown
- メディア: Kindle版
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閉じこもる系ではなく、各地を旅して危機を乗り越える展開、とのこと。
The Stand/Stephen King
- 作者: Stephen King
- 出版社/メーカー: Anchor
- 発売日: 2011/06/28
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易しさ★★★
致死ウイルスのせいで世界中が大変なことになって生き残った人たちは謎の力で2つの勢力にそれぞれ集結していく。
読み終わって字数を数えてみて初めて長い話だったんだなと思うくらい、話の長さを気にしないで読んでいました。
世界が大変なことになるパートはとても面白くて、その後の静けさ、主要キャラがそれぞれに世紀末の世界で生き延びていくさまも最高、そのうえその主要キャラクター達が交錯していくんですから文句なしです。
そしてそこからなぜか話に勢いがなくなって、ファンタジー色がなくなり、でも最後の方はまたファンタジー色最大で終わっていきました。
なんというか3つくらいの話を無理やり足してみましたみたいな感想です。
あれあれ?と思いながらも投げ出さないで読み終わったので、面白いは面白いのですが、敵方の強烈キャラがインパクトが凄すぎてそれ目当てで読んでしまったようなところがあり、ちょっとズルいなと思いました。
Red Phoenix/Larry Bond
- 作者: Larry Bond,Patrick Larkin
- 発売日: 2012/07/15
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易しさ★★★★
1990年のテクノスリラーなので設定は古いのかもしれませんが、独裁体制の北朝鮮が突如38度線を越えて韓国に侵攻し始めたら、、、というストーリーが30年近く経った今でも成立するのは凄いことだと思いました。
どうせただの軍事オタクが自分の好きな兵器をたくさん戦わせてみました、って話だろと思って読むと全然そんなことなくて、意外と(?)登場人物も紋切型なりにそれぞれキャラが立っていて、ストーリーもちゃんとあって恋愛要素も一応入れていて、なかなか飽きずに読めました。
戦闘シーンばっかりで固いかと思いきや、思ったより普通の娯楽小説という感じ。
軍事用語バリバリ過ぎて話が分からなくなった時のために文春文庫の邦訳上下巻を手元に用意して臨みましたが頼らずに済みました。
World War Z/Max Brooks
World War Z: An Oral History of the Zombie War
- 作者: Max Brooks
- 出版社/メーカー: Duckworth
- 発売日: 2013/05/16
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易しさ★★★
ゾンビとの戦いにかろうじて勝った世界で、当時の関係者へのインタビューを通じてゾンビ禍を振り返る架空ドキュメンタリー。
ゾンビ発生から始まって、いろんな状況で人々がどんなふうにゾンビと戦ったのかが短編形式で綴られます。作中の有名人は短編をまたいで登場するので、読み返すとああこの話のこの人か、ってなることが多いです。
短編ごとに当たり外れがあって、全体的にはさすが面白いものが多く、こんなゾンビ状況は思いつかなかったなあすごいなあという感じですが、中にはいまいちピンとこないものもあります。インタビューなのにやたら誘導尋問的にBut,Butで反論して相手を批判してみたり、当時を回想する人達の語り口が割と同じトーンだったり。
それにしても出てくる日本人は他になかったのかっていうくらいとんでもない奴が登場しますね。
ゾンビそのものが怖いなと思う話は3個くらいしかなかったです。
個体のゾンビが怖い話はあまりなくて、それよりもゾンビが発生して社会が混乱して秩序が失われていく過程が怖いというところに焦点が当たっているのですが、その怖さがあまり伝わってこなくて淡々としているのです。
もう別にゾンビじゃなくて謎の病気が流行って現代のペストみたいになって的な話でも成立したんじゃないかと思うところもあり、もっともっとゾンビ集団に追い詰められて極限までやばくなってから人類の反撃があったことにしてゾンビならではのストーリーにしてくれたら最高でした。
Defending Jacob/William Landay
- 作者: William Landay
- 出版社/メーカー: Orion (an Imprint of The Orion Publishing Group Ltd )
- 発売日: 2012/07/05
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易しさ★★★★
裁判シーンと回想シーンが交互に語られるので話をひねるのは難しそうなのに、読み進めていくとストーリーが予想もしない方向へ転がってくのが面白いところ。
主人公サイドはどんどん追い詰められますが、回想シーンで明らかに自分に不利になるような、敵の主張がやっぱり正しいんじゃないかみたいな描写を時折混ぜてくるのがうまいなあと思います。これですっかり誰を信じたらいいかわからずに読むことになるので、そこからまさかこんな風に展開していくとは!という驚きがいくつもあって、どんどん読めました。
ただし明るい話ではなくすっきりしない感じで進みますし、最後は重たいというよりも強烈なブラックユーモアで終わります。
Ender's Game/Orson Scott Card
Ender's Game (The Ender Quartet series Book 1) (English Edition)
- 作者: Orson Scott Card
- 出版社/メーカー: Tor Books
- 発売日: 2010/04/01
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易しさ★★★
SFの名作ということで期待して読んだのですが、主人公が好きでもないのに徴兵されて戦いを強要される設定なので、読んでてずっと重苦しいのです。
何せ本気で戦いを嫌がっているのに無理やり才能を引き出すためにどんどん窮地に追い込まれしかも才能を発揮してしまうというところが中心になってますから、途中で軍事的才能を自覚して給料分だけでも戦争してやりますかくらいの折り合いを見せて娯楽小説っぽくなったりしないのはしょうがないです。
ストーリーはどんどん先が気になる展開で面白かったですが、謎の(?)精神世界的な場面がいまいちピンとこなかったので、オチもいまいちピンとこないまま読み終わってしまい、読後は何か大事なものを見逃したようなもったいない気持ちになりました。
Never Look Away/Linwood Barclay
- 作者: Linwood Barclay
- 出版社/メーカー: Dell
- 発売日: 2011/07/19
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面白さ★★★★
易しさ★★★★
楽しい家族旅行のはずが、ちょっと目を離したすきにとんでもないことに巻き込まれてしまう話です。
この作者だと、どうしてもNo Time for Goodbyeと比べてしまいます。
普通の日常生活を過ごしていたのに、突然不可解な事件に巻き込まれてしまうところは一緒ですが、こちらのほうが重苦しい状況なので読んでいて爽快感はないかも。いろいろ伏線も張ってあるし、じゃああれはどうなんだっていう謎もうまく散りばめてあるし、ページはどんどんめくれるのですが、話を面白くするために登場人物がいろいろな犠牲を払っていますね。
でも、そんなわけないだろってとこも含めて読んでる間は面白かったので良いのです。