ハワイ旅行記2010 4日目(1) ★ハナウマ湾

出発前からハナウマ湾ドットコムで潮位を調べて、ハナウマ湾に行く日を決めておきました。
また、ハナウマ湾の現地ツアーは申し込まず自力で行くことにしました。
ザ・バスを使えば帰りの時間を選べるし、ツアーで行って車を乗り換えたり帰りに待ち合わせたりするのを煩わしく思ったからです。
これは自分達にとっては正解でした。


時刻表は、ザ・バスのサイトで調べました。
ハナウマ湾行きはRoute 22です。
平日・土・日で始発の時間も便数も異なります。
始発駅は、カラカウア通りとクヒオ通りが交わる三角形のゲートウェイパークにある“Kuhio Namahana”停留所。
満員になると途中の駅を全部スルーしていくため、この“Kuhio Namahana”から乗るのが安全策です。


7:10
さっそくハナウマ湾へ向けて出発します。
まずはABCストアで岩場用サンダルを購入。
(2足で$31.39)

昨日買ったシュノーケルセットと合わせて、ようやくハナウマグッズが揃いました。

私達が持っていったのは、

□岩場用サンダル
□シュノーケルセット
□ござ
□デジカメと防水ケース
□最低限のお金
□日焼け止め
□サングラス
□タオル
□帽子
□バスで着る上着
□食べ物・飲み物

水着は着用していきます。
これで現地で何かレンタルする必要もありません。


なんとなく曇り空の中、始発駅のあるゲートウェイパークまでぶらぶら歩きます。
ブルーウォーター・シュリンプの前を通り、正味20分ほどで到着です。


バス停近くのベンチに座ろうとすると、先客の青シャツに白髪のおじさんが新聞を読みながらいきなり大声で「Hey, Come on!」と叫ぶので、代わりに噴水方面のベンチに座ります。
たぶん、ひいきのチームが負けたかなんかしたんでしょうねえ。


待っているうちに少しずつ人が集まってきました。
時刻表では8:00始発、結局バスが来たのは8:07。
乗車料金$2.25を握り締めいよいよバスに乗り込みます。


車内はけっこう冷房が効いてます。
途中の駅でも次々にお客さんが乗ってきて座席がどんどん埋まっていきました。
それでも満員にはほど遠い混み具合。


車窓からは見たこともない形の木が生えていてとても面白いです。
しかし、進むにつれて天気は曇りだし、海岸に打ち寄せる波も荒々しくなり…。


バスが1本道の坂を上りだし、左手に変な形の山が見えてきたらハナウマ湾はもうすぐです。
この場所で右折して下り坂のBumpを越えるといよいよ到着。


ただ、めんどくさいことにここもバス停なのです。
実際間違って何人か降りてしまい、あわててバスに乗り直していました。
自分達はここで降りないことをあらかじめ知っていたので良かったのですが、知らなかったら一緒に降りていたかもしれません。
紛らわしい〜。


8:47
ハナウマ湾に到着しました!
すぐに崖の上からハナウマ湾の全景が見られますが、写真撮影もそこそこに入場券売り場へと急ぎます。
入場券売り場は行列ができているものの、それなりに進んでいくので、咲いている花を見たりして待っていればすぐに順番が来ます。
入場料は一人$7.5、人数分をまとめて払うこともできます。


思ったより混んでいないハナウマ湾。


入場してもビデオを見るまでは湾に行けません。
前の回の上映が終わるまでヒマなので辺りをうろついて時間を潰します。
そんな段取りを知らずに湾に向かう人たちが結構いるため、レンジャー姿のこの職員が怒って呼び戻します。引くほどキレてます。
正面の茶色の扉が上映室の扉。


扉が開いたら、さっき買った入場券をこのお姉さんに渡して映写室の中に入ります。
ビデオは10分ほどで終わり、反対側の扉が開いてようやく自由行動開始。
湾へ降りる下り坂は思ったほど長くありませんでした。5分も歩けば下まで着きます。


9:30
砂浜に降りてみるとやっぱり海は空いていて、さっそく監視塔近くに陣取ってから泳ぎます。


いつでも最初は水が冷たいので、徐々に体を慣らす儀式の始まりです。
あらかじめ買っておいた、貴重品を入れておく携帯用防水ケースは結局使いませんでした。
周りに人もいっぱいいるし、泳ぐ準備をしてるうちになんかめんどくさくなってきたのです。


体が水温に慣れてきたらデジカメに専用防水ケースを装着!
さんごに体をぶつけながら写真を撮りまくります。
しかし、まさか水中でカメラのファインダーがほとんど見えないとは思ってもみませんでした。
なので魚を見つけたら漠然とその方向にカメラを向けて、ピントが合っているかどうか運任せにしてじゃんじゃんシャッターをきっていきます。


ナガブダイ。結構デカいです。


いかにも南の海っていう感じのトゲチョウチョウウオ


夢中で泳いでいるうちになんとなく泳ぎ方も写真の撮り方もコツをつかんできました。
シュノーケルはさすがに安物なんでずっと泳いでると浸水してきますが不満はありません。

リーフの先のほうにも行ってみましたが深くて足が届くかどうかギリギリです。
なのでさんごゾーンでとびとびに点在している砂地を渡り歩いていく作戦にしました。


上がシマスズメダイ、下はヨスジフエダイ。筋模様が四本あるからヨスジらしい。


奥さんがリュウグウベラを発見!


ときたま晴れ間もあって気温が上がってきます。
しかしなんといっても風が強い!ゴザに座って昼飯を食べているときにも、風にあおられた砂が容赦なく襲ってきます。


ふてぶてしい顔で泳ぐゴマニザ。口まわりに泥棒ヒゲっぽい模様があります。


12:15
波の力がちょっとずつ強くなって、水中で直立の姿勢を保つことさえ困難になってきたので、そろそろシュノーケルを切り上げて帰ることにします。
魚がいっぱい見られてとても満足!
なにより雨が降らなかったのが最高です。


そしてどこに行っても生えてるサヤエンドウ風植物。てかサヤエンドウ。


13:00
坂を上りきってバス停に向かうと、ちょうど帰りのバスがやってくるのが見えました。なんというタイミング!

これに乗って2時前にワイキキに戻ってこれました。
奥さんが、降りる合図用のヒモを引っ張って見事降車。
ホテルまで歩いて帰ります。



1日目
2日目    ★ハワイ到着
3日目    ★ワードエリア
4日目(1) ★ハナウマ湾
4日目(2) ★洗濯
5日目    ★ワード&ワイキキ
6日目    ★ダイヤモンド・ヘッド
7日目(1) ★クアロア牧場
7日目(2) ★ワイキキ
8日目(1) ★カイルア・ビーチ
8日目(2) ★ワイキキ&夜景
9日目(1) ★またハナウマ湾
9日目(2) ★ハナウマ湾動画
9日目(3) ★ハワイ最後の夜
10日目   ★帰国