The Postman/David Brin

The Postman

The Postman

面白さ★★★
易しさ★★★

核戦争後の荒廃したアメリカで、主人公がかましたハッタリがどんどん人々を動かして、、、というストーリー。

途中まではまさにそんな感じで面白く話が進んで行って、中盤でささいな文明の残滓に触れるところなんかはこれぞディストピア物の真骨頂!という場面で一気に盛り上がります。
ところが、そこから急に古臭いSF調に変わっていって、さらにもう一段古臭いSF調に変わって終了という感じでした。
ポストマンどこ行った。
いちおう、途中でよく分からない精神主義みたいのが出てきたのは、最後にそういうことだったのかという説明がされるので良かったんですが。

途中までは間違いなく面白いので読む価値はありますが、終末的なものが目当てだとちょっと物足りないかも。