The Cabinet of Curiosities/Douglas J. Preston, Lincoln Child

The Cabinet of Curiosities

The Cabinet of Curiosities

面白さ★★
易しさ★★★

建設現場から発掘された謎の遺体。そして100年以上も前の連続殺人鬼が現代に蘇ろうとしていた…。


単作2作を挟んでペンダーガスト・シリーズ3作目。
前作のThunderheadからキャラも引き継いできました。
また地下かよ、というのと、ペンダーガストの能力がだんだん人間を超えてきてます。
ストーリーもやりすぎ。まずにわかには信じられない設定を土台にして、かなり無茶しています。
せっかくの脇役の扱いもこれ以上ないくらいに雑です。
で、ラストの敵の退治の仕方がそれ!?
かなり衝撃の作品です。


これはクーンツのダメなときのストーリーに非常に良く似た読後感を味わいました。
長いシリーズ、こういうこともあるよね、ということで切り換えて次に行きましょう。