Apollo13/Jim Lovell, Jeffrey Kluger

Apollo 13

Apollo 13

面白さ★★★★★
易しさ★★★

映画アポロ13の原作。
映画ではカットされているエピソードもあるにはあるのですが、大筋では映画の通りの進行でした。
映像化にあたっては原作をうまく生かしていたんだな、ということが分かります。


逆に、映画では管制官ジーンクランツはずっと管制室にいたように描かれていますが、この原作によるとほとんど別室にこもりっきりでさまざまな難題に取り組んでいたようです。
いずれにしても、この原作は場面転換が効果的に使われており、ストーリーが単調にならないようになっていますので、飽きることなく最後まで読めます。


さて、映画アポロ13で異彩を放っていたのは、なんといっても地上管制官の一人、EECOM担当のSy Liebergot

Gene, the Odyssey is dying.”という名ゼリフでおなじみの彼ですが、この役を演じている俳優クリント・ハワードは、本作の監督ロン・ハワードの弟です。