Gravity/Tess Gerritsen

Gravity

Gravity

面白さ★★★★
易しさ★★★

家族に不幸のあった宇宙飛行士の交代要員として、予定より早く国際宇宙ステーションISS)に向かった主人公。しかし、衛星軌道上で彼女を待ち受けていたのは…。


グロいマイケル・クライトンです。
ストーリーは非常に面白くて、次から次へと大変な事態が起きるので息つく暇がありません。でももう少し主人公に花を持たせてあげてもよかったのでは?追い詰められていく展開なのはいいとして、一見食い止めたかに見せて実はダメだったパターンもちょっと入れて欲しかったです。割と一方的にダメだった状態が続くので。
そこいくとマイケル・クライトンの場合は、主人公のひらめきによるちょっとした謎解きシーンが所々に描かれているので本書より読みやすい気がします。


そしてグロい。過剰なグロと過剰な死がなければまた読みたいと思う位面白いのですが、途中明らかにやりすぎなところがあるので苦手な人は注意が必要です。
苦手と言えば、英語が苦手なせいで無口になっちゃった日本人宇宙飛行士が出てきます。ていうかそこまで英語話せない人は宇宙飛行士には選抜されないと思うんですが…。

英語は特に簡単でも難しくもないですが、医学系の専門用語はレベルが高かったです。飛ばせばいいんですけどね。