WHERE SERPENTS LIE/T. Jefferson Parker

Where Serpents Lie

Where Serpents Lie

面白さ★★★★
易しさ★★★★


面白いです。異常犯罪者と捜査官との息詰まる攻防、さらに主人公の悲しい過去の記憶が徐々に明らかになっていきます。
ただの犯人逮捕劇だけではなく途中大変なことが起きちゃうので、そっちも忙しくなって盛りだくさん。

なにか余計なことを書くと面白さが半減してしまいそうなので細かく書きませんが、主人公サイドの設定に無理がないのが話に入りやすくて良かったと思います。や、主役がなぜかもてるのはSILENT JOEでも同じでしたから。決してムリな設定ではないです。


英語は割と簡単で読みやすい。T. Jefferson Parkerは(無駄に)登場人物が多いんですが、これは比較的少ないほうだと思います。


それから終わりのほうでちょっとだけグロ。わずか2ページくらいの描写ですが、軽くきました。
そりゃまあこの程度ならミステリーやスリラー読めば当たり前のように出てきますけど、こいつは重たいところを突いてきたので、中盤の苦手な展開と合わせて面白さ★1つ減。