Watchers/Dean Koontz
- 作者: Dean Koontz
- 出版社/メーカー: Berkley
- 発売日: 2003/02/01
- メディア: マスマーケット
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易しさ★★★
犬がこの評価のすべてです。もう犬最高!
あらすじは、山で一匹の犬と出会った男が謎の事件に巻き込まれる、というものです。
パッと見はいつもの、科学者がどうこうで善と悪でみたいなやつです。
読めば分かるんですが、面白いです。さすがどこでもこの作品の評価が高いだけのことはあります。
別に素晴らしい大どんでん返しがあるわけでもなく、むしろひたすら予定調和をこなして淡々と進んでいくのに、なんでこんなに面白いんでしょう。
それは犬です。この話は犬がすべてです。犬好きは読んだほうがいいです。
そして登場人物がこれまたいい味出してます。犬好きなら間違いなく感情移入できます。
あと茂みの中のアイツ。アイツは、またいい設定にしましたね。おかげで単純なストーリーでは終わりません。
ちょっとタイミングが良すぎるのでは?と思う部分がないわけではないですが、犬が良いのですべて良し、気にしません。
英語の難易度は普通ですが内訳がちょっと違います。クーンツは文章自体はむしろやや簡単で「so…that〜」「…enough to〜」みたいなこてこての構文をガンガン繋いでいく一方で、単語レベルはSVL12000に収まるかどうかギリギリの範囲内で難しいものが次々出てくる感じです。
もちろん単語なんて飛ばしてもストーリーは追えますので、洋書に慣れたらすぐ読めます。
犬好きに特におすすめ!