The Door into Summer/Robert A. Heinlein
- 作者: Robert A. Heinlein
- 出版社/メーカー: Del Rey
- 発売日: 1986/10/12
- メディア: マスマーケット
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易しさ★★
婚約者にだまされた主人公が失意のうちに冷凍睡眠で永い眠りにつき…。
英語版は正直言って超難しかった。日本語版で何度となく読んでいたので楽勝じゃん!と思っていたらまるっきり甘かったです。
なんでしょう、単語があんまり見たことないのが多かった気もするし、会話部分が分かりづらかった気もするし。
よくペーパーバックの入門として勧められてますけど、これならば夏への扉よりもっと読みやすい簡単な本はいっぱいあるよ、って言いたい。面白さではこれには勝てないかも知れないけど。
それと、これも洋書で読んだからなのかそれとも久々に読んだからなのか、後半だいぶ都合良すぎと思ったので★4つにしてます。
もちろんちゃんと英語力のある人が読めば間違いなく面白いので中級以上ということでおすすめ。時間移動したあとの取り返しのつかなさというか、例えば自分を知っている人とはもう話すこともできない切ない感じがよく伝わってきて、その溜めがあってあのラストです。
あと表紙のアメコミ調の猫がちょっと怖い。前のハヤカワのとは大違いですね。