10 間取り

希望をはっきりしておく

行き止まりにしない

たしか部屋を斜めに見ると対角線で長いため広く感じる、というのを建築家さんの本で読んだことがありますが、それとま反対です。まっすぐにしか見られない。狭く感じます。
全体が見渡せ、想像の余地がありません。「これで全部」です。だからよけい狭く感じるのかなあ。 
目線の斜め先に別の部屋があるような間取りであれば、違った感じだったかも。


※和室はこんな感じ?

LDKの配置

よく建売りで見かける
LーD−Kの一直線の配置だと…
せっかくの対面キッチンなのに結局孤独…

これは同感。


一方で、一直線でもこんな感じならむしろすごく良いと思う。


ダイニングは確かに絶対必要なものか?

それに、リビングテーブルが自動的に食事するスペースなのでチープなものは置けません。
そのため、どうしてもちょっと大きめのテーブルになります。


ただ、子どもたちが大きくなって勉強するとなったら、私のこの場所で勉強すればいいし、思いっきりキッチンから見えるので孤立した感は全然ないので、ダイニングテーブルでのお勉強という面では気にしてません。

水回りの動線

以前も間取りのことで少し触れたけど、家を建てるときに絶対絶対水周りと玄関は離す!と決めていました
何故か。
それは、入浴中・用足し中に来客があったときに困るからです。


行き止まりにしない・LDKの配置・水回りの動線というところをまとめると「回遊性」ということになると思う。

階段

子供部屋

でも、小学生のお子さんを持つお母さんに、お子さんはどこで勉強していますか?と聞いてみると、子供部屋という答えも多いんですが、ダイニングやリビングという答えも多く、子供にとっては一人で勉強するんじゃなくてお母さんのそばで勉強したいという思いが強いんだそうです。


確かにそれは言えてるよなと思ったわけなんですが、大手住宅メーカーでもこういった意見を踏まえてダイニングやリビングなどにはじめから子供たちが勉強できるスペースを設けた間取りを提案することも増えているんだとか。

吹き抜け

吹き抜けにするとどうしても光熱水費に影響が出る。
1階リビングで採光のために吹き抜けが必要となるケースを避けるなら、そういう土地を探すしかないかも。

間取りを考える際、ずっと吹き抜けがほしくて、最後の最後まではずせないポイントだったのですが、吹き抜けを作ることによってエアコンの電気代が倍増するのではないかという理由で諦めたんですね。
これが見事にヒットしまして、電気代は毎月予想以上に安く済んでいます。

エアコンを何時間かつけてから2階にあがったら衝撃でした。
2階のほうがあったかい!!

うちのダイニングキッチンは吹き抜け(ロフト)になっています。
ロフトは子供部屋に通じており、その向かいの寝室も含めて
居室間は気密性のない構造であるため、キッチンで調理をすると
いくら換気扇をゴーゴー回していても、匂いが2階に上がっていきます。

その他

なんてこったい、うっかり東側になんぞ玄関の入り口を向けるんじゃなかった。
協同住建の皆さんも、札幌市北部その他多雪地域に無落雪の輸入住宅を建築するときは、東側に玄関を向けちゃダメですよ(笑)。

以前インターデコのスタッフの方と打ち合わせをしたときに、時計の位置も考えておいてほしいといわれました。
私はリビングの時計のことしか考えていなかったのですが、とりあえず全員が見やすい位置にしてはどうかなということをまず思いました。

当然ながら、その場所で生活するイメージを具体的にしていくためには、単なる平面として描かれているものを、空間として想像しなければならず、それが僕の場合は意外に難しかったのだ。


空間としてイメージできていないと、一番困るのが、1階と2階のつながりかなって思う。
うちの場合は、大きな吹き抜けはないから、基本的には階段を通してつながるのだが、それがどんなふうになっているのか、頭の中でうまく組み立てられないのだ。