Shutter Island/Dennis Lehane
- 作者: Dennis Lehane
- 出版社/メーカー: HarperTorch
- 発売日: 2004/05/01
- メディア: マスマーケット
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易しさ★★★★
孤島にある犯罪者の精神病院から患者が一人いなくなった。捜査のために島に足を踏み入れた主人公達が見たものとは…。
こういうの好きです。たしかに真新しい設定じゃないし、ミステリーをたくさん読んでいる人はいまさらなのかあまり高い評価をしていないみたいですが、休みの日に映画1本見たと思えば十分満足じゃないでしょうか。
舞台は精神病院だけにとても暗くて鬱々としてますが、ストーリーは謎解きになっていて不気味だけれども面白い。また、読んでいてじれったくなるようなことはなく、話が余計な方向に脱線したりしないので、どんどん読み進められました。
テーマに対して話が無駄に長すぎる小説がけっこう多いなか、この作品はちょうどいい長さだと思います。ま、読み終わった後すっきりした気持ちにはならないんですけどね。
英語は単語も文章も簡単で読みやすいです。しかし会話のところが難しい。たぶん省略して話すからだと思うんですが、おかげでパッと見読みやすそうなのに慣れるまではちょっとたどたどしい読み方になってしまいます。
できれば普通の会話文がなんなく読めるようになってからのほうがより楽しめるのではないでしょうか。